ひな人形展

明日からひな人形展が開催!


期間は
2020年2月16日(日)まで


可愛い特典も盛りだくさんです^^


ひな人形はお顔や台の雰囲気も大事ですが・・・
他にも注目して見て頂きたいところがございます
それが御道具部分です
(左)御駕籠(中央)重箱(右)御所車
台の雰囲気に合わせて御道具たちも
色のコーディネートしている可憐な作品です


まず、上の写真にある3つの御道具の意味や名前を
ご存知でしょうか

右の御所車は、牛車とも呼ばれており、
平安時代の身分の高い方(皇族や貴族)の乗り物で
そのことから、「裕福な家庭に嫁げますように」との願いが
込められているのではないかとも言われています


中央の重箱は、現代人には主にお正月のおせち料理を
入れるものという感覚です
箱を何段にも重ねた事から名づけられています

室町時代の文献の中に既に「重箱」の記述があり、
その歴史はかなり古く一般庶民に普及したのは江戸時代からです
狩りやお花見など外に出かけるときにも重宝されたそうです


左の御駕籠は、平安時代の貴族の嫁入り道具(御道具)のうちのひとつで
御駕籠はその名の通り駕籠であり、座るところを棒で吊るして、
2人以上で棒を担いで運んでいく乗り物です
大名もしくは貴族の女性の移動のために使われました


三段飾りのひな人形の御道具と言えば、代表的に
御駕籠、重箱、御所車になりますが
中には箪笥・長持・挟箱・鏡台・針箱・火鉢・衣裳袋・茶の湯道具など、
おおよそ上級武家の婚礼道具になぞられ、
大名格の武家で使われていたものが御道具になっているものも
ございます
左から箪笥、箪笥、鏡台、針箱、茶の湯道具

箪笥の内部も忠実に再現しています
一つ一つ引き出しを開けることが出来るので
ミニチュア好きにはたまりません・・・!

風炉窯や茶杓、茶碗、茶筅など
細かな茶道の道具もミニチュアでハイクオリティに
作られています


立親王飾りでは、こんな可愛らしい御道具を
組み合わせた作品もございます!


皆さんは、貝合わせという遊びをご存知でしょうか
平安時代の貴族の遊びのひとつで、
90個以上の貝殻を並べてひとつの貝殻に合う貝を見つけるという
現代の神経衰弱に似た遊びです

貝殻の色合いや形の美しさや珍しさを競ったり、
その貝を題材にした歌を詠んでその優劣を競ったのがはじまりだとか

貝殻の内側には、源氏物語などの優美な絵が描かれ、
平安時代の雅の世界を彷彿とさせます

その貝合わせをイメージして作られた御道具です


今回は一部の御道具たちをご紹介しましたが
部分的にじっくり見るとひな人形は細かなところにも
こだわりを持っています

御道具にも色々な種類があるので
ぜひ御道具にも目を向けてみてはいかがでしょうか


ご来店お待ちしております



スタッフ杉本
石崎家具砺波店
〒939-1367 富山県砺波市広上町9-36
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